通常であれば新安値銘柄数が300を越えれば底とされていますが、本日1000を超えました。

1066は初めて見ました。

今週を見てみると、18日が723、19日が692、20日が1078となかなかの下げっぷり。

もはややる気にもならないぐらい下げまくっています。

頼みの日経平均も一時20200円台に突入し、反発さえも厳しい状態となっています。

PER、PBRを見てみると底値なのは間違いなく、もうそろそろと言いながらズルズルと下がっています。

そして、マザーズはまたもや底抜けの-5%超え。

もはや底となるものが何もない状態となっています。

ただ、このパターンはセリングクライマックスが近いと思われます。

株価が垂れている状況は、アメリカ大統領もさすがにまずいと思うらしく、しきりにパウエル議長にメディアを通して金利維持を要求していましたが、パウエル議長は淡々と利上げしアメリカ市場は下落し、それが日本市場にも波及しました。

穿った見方では、パウエル議長は自動売買で売りとなる言葉をちりばめ株式市場の下落を誘ったような記事もなかにはありました。

とはいえ、ここまで崩壊させたのは議長ではなく間違いなくトランプ大統領。

「関税は簡単」なんてボケた発言をしていたぐらいですから、ここまで下げ、ようやく事の重大性に気付いたものと思われ、自ら責任を問うべきと考えます。

ただ、ここまで下がってくるとさすがに米中の合意が近いなんて思うのは私だけではないかと思います。

中国もかなり困った状態になっていますから、意外とすんなり合意なんてあるのかもしれません。

減税と株価が大統領公約の源泉ですから、そこを反故することは自ら二期目は無理と言っているようなものですからね。

アメリカも日本も来季の詳細な業績は分りませんが、今期についてはそれなりに増益を保っており、PER、PBRを見ても売られすぎなのは間違いありませんから年明けからは大幅上昇なんて可能性もあります。

とはいえ、日本を見ると、さすがに個人投資家はほぼ含み損で身動きできないでしょうから、戻ってくるまで指をくわえてるほかなさそうです。

しかし、PER一桁台、PBR1倍未満がゴロゴロしてきました。

ここまで売られる日本は本当に弱い。

アベノミクスは退場者続出で終焉を迎えそうです。(笑)