ロケットスタートを切った今年の株式相場。

アメリカ市場のダウ、ナスダック、S&P500が揃って高値更新となっているほか、日本市場でも日経平均、TOPIX、ジャスダックが高値を飛ばしています。

「2万3000円をもう切らないんではないか」なんて発言まで出始めています。

で、実際はどうなのか?というと、これはこれで正直分りません。

ただ、少しずつですが、下落を予兆した発言が増えつつあります。

アメリカの株、債券、ドルのトリプル安に言及したものまで最近では出始めました。

いずれにしても、上がり続ける株はなく、下がり続ける株もないわけで、いつかストップするのは間違いありません。

さらに、ここまで値上がりした以上、下落が少しで済むのも難しいのではないかと思われます。

一気に投げ売りとなるのか、それとも様子見となるのかAI次第といったところですが、利益を確定したいとの思いが強くなるのではないかと思われます。

どこまで切り上げるのかは分りませんが、誰もが楽観的に未来を予測した時にスイッチが入るのがこれまでの相場。


「強気相場は、悲観の中に生まれ、懐疑の中に育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく」


とアメリカの著名投資家のジョン・テンプルトン氏が述べています。

そうならないように、少し視野を広げ対応する必要があるのではないかと思われます。