国立研究開発法人国立がん研究センターとヤフーが連携し、スマートフォン版「Yahoo!検索」の検索結果画面上部に国立がん研究センターが運営する「がん情報サービス」が提供している病気などの情報提供枠が新たに設けらました。

検索するとがんの病名などが表示され、病気の概要や症状、原因などが上部に表示されるようになります。

ソース
https://www.ncc.go.jp/jp/information/pr_release/2018/0130/index.html

理由は、以下のプレスリリースからの抜粋。

内閣府が行ったがん対策に関する世論調査(注1)では、60歳未満の半数以上が、がんの治療法や病院についての情報源として"インターネット"と回答しています。しかしながら、インターネットの検索結果に掲載されているがん治療法情報のうち、診療ガイドラインなど科学的根拠に基づく治療法(標準治療)に関する情報は半分以下といった調査結果(注2)もあり、検索サービスから正しいがんの情報にたどり着くのは難しく、インターネットでの医療情報の収集には課題があります。



このようなことから、まずスマホ版からスタートし、その後、PCサイトも同様にするそうです。

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現在、ヤフーのアクセスはスマホからが6割となっているそうで、2人に1人が罹患すると言われる「がん」。

がんセンターは、がんに特化した病院で希少がんなども対応する日本屈指の病院です。

様々な臨床研究も行っていることから、多くの情報がありますが、検索するとなかなかほしい情報が得られないといった点もありました。

ヤフーは利益を追究する企業ではありますが、検索大手として正確な情報を提供することが企業利益に結び付くものと判断し、両者の思惑が合致したものと思われます。

利用者にとっても、免疫力を使った医療など、最新のがん治療を知ることは、生存率を高めるうえでも重要です。

余談ですが、「がん」については中学生から学ぶといった話も出てきています。

働きながら治療する人も増え、タバコを吸わない、お酒はほどほど、といった生活習慣を変えることで発症を抑えられといったことを学ぶのは意義があると思われます。

特にタバコは周りにも悪影響を与えますので、より効果があるのではないかと思います。

がん治療は年々進み、生存率が大きく向上しましたが、こういった情報を正しく学ぶことで、さらなる向上を期待したいと思います。