決勝戦のフランス対クロアチアが行われ、4対2でフランスが勝利ました。

フランスのワールドカップ優勝は20年ぶり。

今大会のフランスメンバーはすばらしく、攻撃力抜群でしかも平均年齢も若く、4年後も主力選手が多く残ると思われ、黄金期に入るとも言われているチーム。

また、デシャン監督は選手、監督で優勝を経験し、これまで同監督を含め3人しかいない人になりました。

しかも、選手で優勝した際は主将ですから、フランスでも人気、人望など卓越した人であるのは間違いありません。

苦悩も多かったことでしょうから、ようやく一安心といったところではないでしょうか。

一方、負けたクロアチアですが、人口400万人強の小国ながら抜群の組織力で、予選ではアルゼンチンを破り、全勝で予選リーグを突破。

決勝トーナメントでは全て延長戦で制し決勝に向かい、見どころ満載の試合を展開してきました。

惜しくも負けてしまいましたが、大会MVPにあたるゴールデンボールにはMFモドリッチが選出されるなど多くの記憶を残してくれたチームとなりました。

クロアチアは、最多走行距離でペリシッチが72.5キロを走り、最多出場時間、最多クリア、タックル、セーブなど、最多だらけのチームですが、疲れををカバーする底知れぬ闘志を世界に知らしめてくれました。

私は魅力的な試合が見れればどこの国が勝っても良かったのですが、正直、クロアチアには勝ってほしいと思いました。

小さい国がヨーロッパの大国フランスを破る。

なんて密かに期待していましたが、結果はフランスが見事な試合運びで勝者に。

個人的には残念な結果でしたが、サッカーでしたら、こういったことが起きてもおかしくありません。

おかげで、ついつい魅入ってしまいます。

楽しいイベントが終わってしまいましたが、また4年後が楽しみですね。