ドイツの鉄鋼メーカー thyssenkruppが自ら自転車フレームを開発しました。

見た目は、カーボンファイバーで作られたような自転車ですが、中身はスチール。

かなりの加工技術がないとこのような造形は難しそうです。

スチールフレームと言うと、パイプをつなぎ合わせたオーソドックスな自転車を想像しますが、こちらはスチールと知らない限り材質がどれか分からない気がします。

素材は、スチールしか分からず、詳細なものが分かりませんが、鉄鋼メーカーが自らデザインしてまで製作する自転車ですから、素材もそれなりのもが使われているのではないかと想像しています。

ジオメトリなどはまだ非公表で、ホームページは暫定版みたいですが、今夏が終わる頃に販売開始されるようです。

重量もいまのところ不明です。

フレームは、テーパーヘッドを採用し、ダウンチューブは太く、BB周りはボリュームがある最新のフレームで、曲線を用いることで、他のスチールフレームとは一線を画したデザインに仕上げています。

これがスチールフレーム


ただ、スチールは、カーボンに比べ、傷などにも強く、扱いが楽ですからこういったフレームが増えるのはいいことではないかと思います。

とはいえ、個人的にはドイツではなく、日本で考えてほしかったというのが本音。

鉄鋼メーカーはそれなりにあるので、こういったメーカーと工作機械メーカーのコラボなんていうのを考えてほしいなぁ…と。

日本もこういった洒落たものをぜひ作ってほしいものです。