MOOTSからショートホイールベースのROUTT RSLがデビューします。
先日BAXTERを発表したばかりですが、グラベルロードをまたも発表するあたりMOOTSはこのジャンルをかなり攻めてきています。


ROUTT RSLの特徴は、ロングホイールベースではなく、ショートホイールベースとしたこと。


そのため、シートチューブとタイヤのクリアランスが小さくなっています。

とはいえ、チェーンステー長はROUTTと同じ42.3センチで、ROUTTととの違いが分かりにくかったりします。

ROUTT RSL


ただ、シートポストは30.9となっており、これはROUTTよりは太くなっています。


また、エンドプレートの部分はBAXTERと同様、複雑に作られており、その分見た目が大変コンパクトになっています。

リヤ周り


タイヤは38mmまで。

フロントフォークは新型となっており、写真ではプロトタイプとなっています。


ROUTTとRSLの違いは、

最大タイヤ幅 35ミリ ⇒ 38ミリ
ケーブルルート トップチューブ ⇒ ダウンチューブ
シートポスト 27.2 ⇒ 30.9
エンドプレート仕上がり
フロントフォーク

などが異なるようです。

複雑なエンド周辺


お値段は、フレームで5220ドル、SRAM Red eTapで12,500ドルと高額。

販売は2か月後を予定しています。


MOOTSのグラベルロードはこれで4車種となりましたが、違いが分かりにくくなってきたように感じます。


ここにきて、グラベルロードのニューモデルが雨後の筍のごとく発表されています。
北米やヨーロッパでは、グラベルロードのレースができそうな勢いです。


MOOTS