先日、テキサス州に長雨をもたらしたハービー。

過ぎ去ったと思いきや、新たなハリケーンイルマがフロリダ州に上陸する可能性が出てきました。

カテゴリー5と最大のハリケーンで最大風速は秒速約80メートルと規格外れです。

ハービーの被害額は1800億ドルとされ、単純に20兆円近く、イルマはそれよりは若干劣るものの1250億ドルと13兆円を超えるのではないかとされています。

二つ合わせると30兆円を超え、日本の国家予算の3分の1を占める規格外れの自然災害です。

こういったハリケーンが連続して上陸するのは珍しく、アメリカの迅速な対応が求められそうです。

カテゴリー5のイルマ


昨日、債務上限については12月中旬まで先延ばしすることが決まり、当面は災害復旧に力を入れることができますが、政府高官の任命が遅れていることから今まで以上に任命を急ぐ必要がありそうです。

今回のハリケーンとパリ協定離脱は直接の関係はありませんが、やはり大規模な自然災害が発生するのを見ると人為的な自然破壊も少なからず影響していると考えることもできそうで、環境に対する国民の目線も少し変わるのかもしれません。

米国第一主義であればこそ、細かなところにも目を向け対応してもらえると助かります。

いずれにしても、アメリカの早期の災害復旧に期待したいと思います。