先日、おもちゃ屋さんの混雑をブログで書きましたが、その際に現金での支払いが多いことに気づきました。

で、なんとなく調べてみると…

日本の現金決済の比率は決済全体の65%で、先進国平均の32%を大幅に超えることが分りました。

金利が低い、収入が少ないなど様々な要因があるかと思われますが、言えることは日本は現金がないとちょっと生活しにくいということ。

ちなみに、全国銀行協会によると、銀行や信用金庫、ゆうちょ銀行などを合わせて2016年9月末時点で13万7千台のATMがあるほか、セブン銀行やイオン銀行などコンビニ型が5万5千台あり、合計でざっと20万台が稼働しているそうです。

通帳の規格はバラバラで統一されておらず、ATMの管理・維持コストで年間7600億円程度、さらに現金輸送や現金の取扱事務の人件費などを考慮すると、日本の金融界で2兆円もの現金取り扱いコストがかかっていると試算されているそうです。

ネットが普及し、様々なものがクレジットカードで買えますが、飲食店では未だに多くの店が現金払いとなっているなどまだまだ。

クレジットカードは、店側には手数料が取られるので、面倒、高いといったジレンマもありますが、今後は間違いなくキャッスレスに流れます。

そういった意味では日本はこれから。

ですからキャッスレスの機械、システムを販売していることは将来が有望とも考えられます。

ただ、税金は引き落としが増えたものの、自動車税は現金納付など、政策的な課題もあります。

こういった点を構造改革してくれると新たな産業が育つようにも思います。

しかも現金比率が高いということは、お金を金庫入れられ、相続税対策といったことも考えられます。

ようは脱税…

貧乏人ばかりが増税では、やる気も削がれます。

そうやって考えるとキャッスレスは国から見ても納税、資産管理などがスムースに進むメリットもありそうです。

もっとキャッスレスを政策として仕掛けてもいいのかもしれませんね。

個人的には嫌だけど。(笑)