水平対向6気筒エンジンを搭載したホンダのGOLD WING。

17年ぶりに全面改良し、4月2日から販売開始します。

Gold Wingは、排気量1800ccの水平対向エンジンを見直し、燃費性能を高め、操縦の安定性を高めるサスペンションを採用。

さらに、部品の改良で、重さも従来より約40キロ軽い約380キロとなりました。

価格は、消費税込みで273万2400円から。



ボバースタイルが似合う


以下がホンダのプレスリリースからの抜粋となります。

Gold Wingは、1975年に米国でGOLDWING GL1000を発売して以来、今回のフルモデルチェンジで6世代目となり、40年以上にわたり、Hondaのフラッグシップモデルとして進化してきました。
今回、モーターサイクルがもつ魅力の原点に立ち返り“走りの高揚感” “操る楽しさ”を実現するため、快適な乗り心地と軽快なハンドリングを実現するHonda独自の二輪車用ダブルウィッシュボーンフロントサスペンションを採用するなど、車体とエンジンを新開発。また、機能性と上質さを追求したコンパクトなデザインに加え、数々の先進装備を採用するなど、パッセンジャーとともに最上の感動を共有できるモーターサイクルとして、17年ぶりに全面刷新を図りました。
車体は、ダブルウィッシュボーンフロントサスペンションを採用することで、居住性向上とマス集中化を図るとともに、従来比38kg※2の軽量化により、取り回しのしやすさを大幅に向上させ、市街地からロングツーリングまで幅広い用途に使用できるものとしています。

フロントサスペンション


エンジンは、低回転域でのトルクフルな特性により、ゆったりとしたクルーズ性能とダイナミックな加速性能を実現するとともに、燃焼効率の追求などにより燃費性能を従来モデル比で7km/L※3向上。また、トランスミッションには6速マニュアルタイプに加え、さらなる知能化を図った三世代目となるHonda独自の7速Dual Clutch Transmission(DCT)を採用し、微速前後進機能を追加するなど扱いやすさの向上を図りました。

エンジンのCG


なお、フルモデルチェンジにあたり、リヤをローダウンしたスタイルのボバースタイルがGold Wingとなり、従来型をGold Wing Tourと名称を入れ替えました。

エンジンは1800ccを超えるエンジンのためかなりトルクフル。

エンジンスペック
総排気量 (cm3) 1,833
内径×行程 (mm) 73.0×73.0
圧縮比 ★ 10.5
最高出力 (kW[PS]/rpm) 93[126]/5,500
最大トルク (N・m[kgf・m]/rpm) 170[17.3]/4,500

低回転から豊かなトルクがあり、快適に走れそうです。

デザインもこれまでに比べかなりシャープ。

個人的にも好みで、ボバースタイルが気になります。

横から


DCTも搭載されていることから、街中でもアクセルだけで走れるのは大きな魅力。

さらにバックギアもあるので、取り回しもスムーズと至れり尽くせりの仕上がりとなっています。

ぜひ試乗してみたいですね。