お髭で有名なトム・リッチーが会社を興したRITCHEY
そのRITCHEYからグラベルロード用のハンドルバーが新しくなりました。
末広がりなのは変わりませんが、下側にフラットな部分を設け力が入りやすいように設定されています。

加工も複雑なことから、お値段も少し高く94.95ドルとなっています。
素材については記載がありませんが、アルミだと思われます。

先日のEASTONのハンドルバーでも書きましたが、ここにきてグラベルロードに関するアメリカパーツメーカーの力の入れようが伝わってきます。

WCS VENTUREMAX  

WCS VENTUREMAX


RITCHEYは、ステムやシートポストなどでご存知の方も多いかと思いますが、フレームなども手掛ける総合メーカーです。

カーボンフレームも一部ありますが、細身のクロモリを中心に販売しています。

細身のフレームのシクロクロス


総合メーカーとはいえ、規模はそれほど大きくありませんが、先日行われたリオ・オリンピックのMTB女子の金メダリストJenny Rissveds(ジェニー・リスベッズ)の自転車パーツなども提供しています。

自転車はSCOTTでしたが、ハンドルバーやサドルなどを提供していたようです。

そんなRITCHEYですが、最近力を入れているのがグラベルロードです。

現在、マウンテンバイクのカテゴリーの中に、グラベルロード用フレームのASCENTを展開していますが、ここにきて新しいOUTBACKを2017年春にラインナップするようです。

OUTBACK


OUTBACKには、スルーアクスル、ディスクブレーキ、長めのチェーンステー長など流行りの規格が盛り込まれています。

また、タイヤは650Bか700Cのいずれかが付けられ、写真では38mmのタイヤが付けられているようで、十分なクリアランスがありそうです。

プロトタイプなので、ダボ穴を設けるのかどうかは分かりませんが、キャリア好きなアメリカ人ですから販売する際には付けられるかもしれません。

フレーム価格は1400ドルを想定しているようです。

ちょうど、NINERのRLT9 STEEL(1500ドル)と同じような価格。


少し先ですが、また楽しみな一台が登場します。