PS4 Proが発表され、PS4から大幅にアップデートしました。
VRの販売に合わせ、4K化したわけですからグラフィック機能の向上が大きなウリとなっています。

ただ、4K化したもののディスクドライブは4Kブルーレイが読み込めません。


????


出力が4Kなのに、読み込みは4Kができない…


ソニーは4Kドライブが高いのでコストアップを避け、ネットフリックスによるストリーミングサービスが一般化したことにより4Kドライブを見送ったとしています。


本当?





実は、アメリカはネットフリックスによりテレビの形態が大きく変わってしまった。


ネットフリックスは1か月7.99ドルから定額制でテレビが見られるストリーミングサービス。

もともとアメリカはケーブルテレビが中心でしたが、ネットフリックスのおかげで低価格になりネット経由でテレビを見るようになりました。

そのため、PS4 Proもディスクではなくネットフリックスと同様にネットからソフトをダウンロードするだろうと想定し外したようです。


つまりゲーム機は世界中で販売されますが、中身はアメリカ仕様となります。

アメリカ仕様だったPS4 Pro


でも、そうすると4Kソフトをダウンロードするには1テラバイトのハードディスクだとちっと足りない予感。

だって、4KのUltra HD Blu-rayの規格は2層で66ギガ、3層で100ギガバイトだから。


下手すると10本もゲームがダウンロードできない。(笑)


PS4は、PS3もそうでしたがハードディスクはノートパソコンと同じ2.5インチ。

2.5インチHDDはまだまだ容量が3.5インチほどではないので、コストに跳ね返ります。


そもそも円の面積は半径の2乗ですから、

2.5インチ 1.25×1.25×3.14=4.9
3.5インチ 1.75×1.75×3.14=9.6

とほぼ3.5インチの2分の1となります。


HDDの大きさを気にしなければ3.5インチでもいいのかと思いますが、ある程度小さい方が融通が利くので2.5インチで販売していると思います。


ただ、ゲーム10本しか使えないのは問題かと思いますので、あまり時が経たずにHDDの容量が2テラ、3テラバイトへとアップデートされると想像できます。


また、日本人などは持つことにこだわりがあるので、4Kブルーレイソフトもそれほどかからずに販売されるのではないかと思っています。


しかし、日本は中古販売が根付いていますが、中古販売はソニーにとってなくしたいものの一つでもあります。


だって中古販売は、店舗の利益があっても製造者への利益がありませんから。


こうなってくると、1台ずつ課金するダウンロード主体にしたいのは、ネットフリックスのせいではなくソニーの戦略だったとも考えられます。


本来、新旧二人のユーザーがいれば二人からお金をもらいたいですからね。



そう考えるとPS4 ProのアップデートはHDDの容量アップはあるものの、4Kドライブはそのままとなることも考えられます。


でも、映画会社を持っているソニーですから、4Kドライブの搭載は近そうな気もします。


VRを利用した4Kの映画やゲームは、まさにソニーの描く消費者像の一つ。



こういった判断をどうするのかとても気になります。



いずれにしてもPS4 Proのアップデートは遠くなさそうな気がしませんか?



ゲーム機って奥が深いですねぇ。(笑)