アメリカのFAT CHANCEからスチールグラベルロード、CHRIS CROSSがデビューしました。

現在フレームとフォークセットがプレオーダー中で、コンプリート版は5月8日から受付し、いずれも8月から出荷するようです。

見た目は、KONAのROADHOUSEに近いデザイン。

フレームはスチールフレームで、Reynolds 853とColumbusの組み合わせで、FAT CHANCEが委託したアメリカの工房(工場)で製作、塗装されます。

好みなデザイン


色の選択肢は多く、ブラック、ホワイト、グリーンなどのほか、2色の組み合わせなどオプションが豊富で、ポップなロゴも随所に描かれています。

ジオメトリは、 Mサイズを見るとトップチューブ長が555ミリ、チェーンステー長が425ミリ、ヘッドアングルが72.5度、ホイールベースが1008ミリとなっており、一般的なジオメトリよりもトップチューブ長がわずかに長いものとなっています。

BBはBSA。

BB周り


最大タイヤサイズは、700x40cで650×2.1インチのタイヤも付けられるようですが、トレッドパターンによっては難しいとのことで、最大サイズを取り付ける場合は注意が必要です。

フレームにはフェンダーマウントも装備されていますが、写真を見る限りキャリア用のダボ穴はないようです。

また、仔細は書かれていませんが、前後とも12ミリのスルーアクスルを採用しています。

フォークは、ENVE CX、TRP CX、Yo CX steel adventure、Ritchey WCSから選択。

Yo CX steel adventure

2.1インチタイヤとクリアランス

スタイリッシュなテーパーヘッド


コンポなどについては、現在、調整しているとのことで、Shimano、SRAMのほか、Ritchey、Praxis Worksも選べるようです。

Praxis Worksのクランクが選択できるようですと、海外ではデザインや評判がいいので、選択できることでユーザーの選ぶ楽しみが広がりそうです。

また、ENVEのフォークは、アメリカから直接購入できず、日本で買うとそれなりの値段がしますので、アメリカから直接買うことでコストダウンが図れるといったメリットもありそうです。

ホワイトのグラベルロードは少ない


ただ残念なことに、日本などへの外国にはフレーム(フォーク込み)のみで、コンプリートしたものは出荷しないとのこと。

価格は、出荷前なので見積もり(参考価格)となりますすが、2195~2495ドルで、送料は200ドルとなっています。

価格とデザインのバランスがいいフレームに、ビビッと来た人は一度サイトを見てみてはどうでしょうか?


FAT CHANCE