和歌山県や奈良県で大きな被害をもたらした台風21号LAN。

関東では、川の水位がだいぶ上がり、道路冠水などはありましたが大きな被害はありませんでした。

わが街でも道路冠水はあったようですが、被害がなく一安心です。

やはり山地では土砂崩れや河川の氾濫などがあれば大きな被害をもたらしますので、住んでいる方は気が気ではなかったと思いますが、これからは天気が回復するので徐々に日常に戻るのではないかと思います。

しかし、和歌山県の降水量はなかなかのもので、48時間で800ミリ近い雨量となっている地域もあります。

これではどんな設備があっても排水することができず、土砂崩れや河川の氾濫、冠水、浸水などの被害は免れません。

ここ最近の天気はどれもこれも桁違いです。

今回も同規模の台風は、室戸台風など歴代屈指の被害をもたらしたものばかり。

そういった台風と規模を並べるわけですから、困ったものです。

ゲリラ豪雨も最近では時間当たり100ミリなんてものもあります。

都市の構造は時間当たり55ミリで設計しているので、当然、それ以上雨が降ってしまうのであればまかないきれません。

基準を上げれば、構造物の断面も大きくなり、例えば住宅やビルなどに影響を及ぼすばかりでなく、コストも上がり簡単には変更できません。


経済政策と環境問題。

経済を追いかければ環境を諦める…

以前はそんな状態でしたが、これからは二兎を追う政策が求めらそうです。

昨日は、ちょうども選挙がありました。

台風と選挙。

せっかくなので、経済と環境を改めて考えてもらいたいと思います。

なんせ、日本の二酸化炭素の排出量はかなりものですから。

青い空をいつまでも…


青い空をいつまでも見られる政策を吟味すべきだと思いますが、保身ばかり…

なかなかうまくいかないようです。