日経平均採用銘柄最低株価収益率の東海カーボン。

なんだか中国語みたいですが、平たく言うと日経平均に採用されている銘柄の中で最も市場から評価されていない東海カーボン。

先日の日経新聞では、業績がいいものの株主軽視が株安につながっているとの報道がありました。

業績は好調で、ライバルが少ないこともあり値上げもうまくいきそうで、来期の業績もそれなりに見込むことができそう。

また、このような報道も出ていることから、東海カーボンとしても何もしない訳にもいかず増配や自社株買いをせざる負えない雰囲気となっています。

おかげで、値を切り上げてきています。

ようやく反発か?


信用倍率が1.1付近でうろついていることもあり、これで、増配プラス自社株買いがあれば、踏み上げ相場につながり、そこそこ値を上げることも想定できます。

しかもモルガンなど証券会社の空売り数がものすごく、実質はかなりの売り長となっています。

一方、株主対策や株価対策の規模が小さいと大幅下落…。

PER4倍台は会社としても見過ごすことができないでしょうから、何らかの対策をするものと思われます。

ということで、そろそろ東海カーボンが復活するかもしれないと思っています。

ただ、今日も大きく70円近く下落…。

強そうで弱い東海カーボン。

中国も怪しい雰囲気となっており、困った銘柄となっています。

どうなることやら。