イタリアのWilier(ウィリエール)からグラベルロードがまもなく登場します。
一気に4車種も。

フレーム素材は、アルミ、スチール、カーボンの3種類。
アルミフレームの場合はコンプリート価格が849~1298ポンドとなっており、ビギナーでも購入しやすい価格となっています。

カーボンはフレームのみの販売で1448ポンドとなっています。


お気に入りは、スチールのJAROON、JAROON PLUS。
価格は2300ポンド、2400ポンドとなっています。

最大タイヤは、JAROONが42c、JAROON PLUSがなんと29er×3.0といずれもかなり太めまでオッケイ。

29er×3.0のグラベルロードはかなり珍しく、思い切った商品展開を図っています。

北米ばかり流行っているのかと思っていたグラベルロードですが、ヨーロッパでも流行の兆しが出てきました。

JAROON

JAROON PLUS


フレームは、見た感じ直管を多く使用しているようで、フロントギアもシングルにするなど、様々なところでコストダウンが図られれているようです。

ジオメトリは、JAROONのMサイズで見るとヘッド角が71.5度、チェーンステー長が44センチとなっており、グラベルロードとして見ると一般的な数値となっています。

ただし、JAROON PLUSについてはタイヤは太く、ステムが短いなど、グラベルロードというよりもモンスタークロスといった方がいいかもしれません。

JAROON

JAROON PLUS


見た目は、写真のとおりチタンを意識したものとなっており、高級感を醸し出しています。

フレームのロゴはかなりシンプルで今までのWilierとは一線を画します。

泥除け、キャリア用のダボ穴もあり、ロングライドも快適にできそうです。

JAROON ロゴがシンプルに

パイプ構成がシンプルなJAROON


重量は、メーカー公表値でJAROONが10.5キロ、JAROON PLUSが13.0キロ。

KONAのROADHOUSEと変わらない重さとなっています。

値段も以前(2016年式)のROADHOUSEと同じような価格帯。
ぜひ日本で販売してもらいたい自転車です。

販売は11月ごろを予定しているとのこと。


ちなみに日本では、この4車種についてはカタログに掲載されていません。
発表が最近なので時間的に掲載が難しかったのか、それとも日本では販売しないのかはホームページを見る限り分かりません。



過去にも書いていますが、現在、海外ではグラベルロードがかなりのブームで書ききれないぐらい新車種が発表されています。


その中でも、日本で手に入りそうな車種を中心に少しずつ紹介できればと思っています。


Wilier