送料を負担することが増えてきた中国サイト。

低クオリティーで安い自転車といったイメージが強い中華自転車…。

と思っていたら、SAVAやICAN、BXTと言ったスポーツ自転車に特化したメーカーが勢いを増していることに気づきました。

Aliexpressやアリババなどでは、STOREを運営しており、メーカー自ら販売し、デザイン、価格はそれなりで2000ドルを超える自転車もかなり増えています。

最近の中国は、国内事情もあるようですが、消費の伸び率が落ちる一方、新型コロナウィルスの影響により今は海外旅行者は減っていますが、1月まではかなりの旅行者が往来しており、モノだけではなく、コト消費も増え、これまで田舎のようなイメージだった国が一気に成熟化してきています。

SAVA


そうなるとスポーツに興味を持つ人が増えてきます。

さらに巨大市場。

国家プロジェクトによる街づくりは日本では到底できません。

何車線もの道路がビシッとできる。

日本は土地所有者の権利が強くこううまくいきません。

土木を携わる人間としては、こういったところはうらやましい。

リアルシムシティ。(笑)

話がそれましたが、例えば、SAVAは以前、MTBが3万円程度で売られていましたが、今では10万円越えも安い部類になりつつあります。

ICANなどでも、20万円を超える自転車は結構あります。

コンポは中国メーカーではなく、シマノの105やULTEGRA、そしてSRAMなどを採用し、高級化路線を進んでいます。

中国とアメリカの政府の関係はイマイチですが、商売ではちゃっかりと手を握っています。

日本でも中国ブランドの自転車を使用しているユーザーはおり、ブログなどを見ている限り、問題はなさそう。

しかもフレームなどの価格は他の海外ブランドに比べると安くメリットがあります。

特に、カーボンフレームが安い。

中華製=安い、悪い、そしてパクリといったイメージがある日本。

そもそも日本は、欧米ブランド好きで、ブリジストンなどのメーカーもあることから、中華ブランドが進出するにはハードルが高く、情報もあまり入ってきません。

ただ、そんな国にいても、数年前に比べると中国製品のイメージが急速に変わってきているのは私でも実感できます。

バッタモンの駆逐は今後も必要ですが、スマートフォンの世界シェアをみれば明白。

最近では、HUWAIが問題になっていますが、今度は同じ中国メーカーのXIAOMiやOPPOがかわりに日本市場へ力を入れてきました。

HUWAI、OPPO、XIAOMi…。

ICAN、SAVA、BXT…。

大きな大会の優勝者が中国メーカー…なんてこともあるかも。

好みはあるかと思いますが、スマートフォンのように、中国から新たなメジャーブランドが誕生する日もそう遠くない気がします。