土木構造物を補強した炭素繊維を調査することになった
最近の高級自転車によく使われるカーボンフレーム。
カーボン繊維を樹脂で固めるのですが、この技術は土木でも一般的に利用されています。
炭素繊維の特徴は、形の自由度が高く、軽い。
そして、施工性が良く、錆びない。
さらに、コンクリートや鉄などの異種素材と炭素繊維を組み合わせることで、より高い効果を発揮します。
まさに補強にもってこいの素材なんです。
自転車でもBB周りやボトルケージの取り付け穴、リアエンドなど、一部金属を取り入れることで主力材としても使っていることからもうかがい知ることができます。
欠点は、紫外線や水、そして衝撃に弱いこと。
自転車のフレームでは問題ないのですが、橋などの大きな構造物には水が結構大きな影響を及ぼします。
外にある土木構造物は、雨が降るだけでコンクリートやアスファルトに水が染み込んでいき、下に透過します。
そのため、下面に炭素繊維を使用する場合は、コンクリートなどと炭素繊維の間に水がたまらないように工夫がされていますが、まれにたまることが…。
そうなるとコンクリートに張りつけた炭素繊維が剥がれたり、水ぶくれが生じます。
そんな、コンクリートと炭素繊維の剥離調査を土曜日することになりました。
天気が良ければ…
あぁ、2週連続で土曜日が仕事…。
調査は好きなんですが、休みがほしい。
といっても仕方がないので、忙しいのを良しとすることであきらめます。(笑)
ちなみに、土曜日が雨だと延期となります。
調査は梅雨明け…。
そんな気もしますが、どうなることやら。
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