フロントディレイラーとWレバー付いていなかった状態で落札したDURA ALL。

コンポがシマノ600で揃っていたので、「シマノ600のWレバーなんて簡単に手に入るだろう」と思っていましたが、かなりの難物です。

なぜか?

80~90年代は、規格が乱立した状態で、メーカーごとにWレバーの台座が違っており、台座に適した専用の製品となっているからです。

調べただけでは、

カンパニョーロ
シマノ
SUNTOUR

などメーカーごとにマウントに違いがあるようです。
詳細については、下記のリンクから見られます。

http://dt6110.web.fc2.com/parts/shifter.html

さらに、固定するネジ径も異なっています。

カンパ系台座


探しているシマノ600の場合、M4.5とどこも使っていないネジ径を採用し、カンパニョーロ台座用にはM5のものも販売していたようです。

4.5なんて今では考えられない規格外のネジを採用するぐらいですから、メーカーの主導権争いは今とは比べ物にならなかったと想像できます。

さらに台座がフラット、写真のようなものに付けるものとなると、かなり限定され、出回っているものがないことに気づきました。

私が購入したDURA ALLの台座は、一般的なカンパニョーロ用。

ただし、フレームに台座がマウントされ、フラットなマウントが必要です。

フラット台座はなかなかない


カンパニョーロのレコードであればそのまま付けられそうですが、せっかくなのでシマノ600をと思い探してみるとフラットなマウントがそもそもない。

カンパニョーロのレコードも安いものでも7000円近くする。

しかも、シマノ600もレコードも年数が経っているせいか、あまり売っていない。

いきなりつまずきました。

Wレバー。

簡単に見つかると思っていましたが、かなりの難物です。

どうしましょうかね?