Amazonなど、翌日配送で便利になった分、取扱量が大幅に増え、クロネコヤマトのドライバーたちから悲鳴が上がり、今後の配送のあり方について労使交渉を行っているそうです。

特に、正午から2時、午後8時から9時の取り扱いが多く、昼休みが取れない、帰るのが遅いといった弊害がでているそうで、人員の確保もままならない地域もあるそうです。

そして、再配達がとても多い。

取扱量は、平成28年3月期で過去最高の17億3000万個とのこと。

そのため、配送時間の見直しを検討しているほか、配送料を見直すことで、取扱量を減らすことも考えているとのことです。

いつも助かっています

取扱量はAmazonが定着しだしてから拡大方向で、現在も拡大しています。

最近でこそAmazonは2000円以上から送料無料となりましたが、昔は全て送料無料でしたからね。

おまけに安いので、どうしてもネットで買ってしまいます。


ただ、このニュースが出てからクロネコヤマトの株価は上がっています。


値上げ、流通量削減でも株価が上がっているわけですから、ニーズ自体は今後もある程度見込め、利益に結び付くと判断しているようです。


いずれにしても近い将来、配送料の値上げ、時間指定の見直しなどの改定がありそうです。



よく価格.comの評価に、「時間通り届かなかった」、「時間指定できない」といったもので評価が下げられているものを見かけます。


そんなに急ぐなら「ネットで買うなよ」とも思いますが、「安いところで買うことのどこが悪いのか」と反論されます。


でも、安いには理由があるんです。


梱包、配送、時間、人員、保守、電話の繋がりやすさ、etc…


海外通販を利用していると、問い合わせても返事は数日後、配送は長いと1か月とかなりアバウト。^^

「だったら利用するなよ」と言われてしまいますが、海外のネット通販はこんなものなんです。

私が思うのは、日本人は知らず知らずのうちに過剰なサービスを受けていたということ。


ドライバーがいなくて困るのは実は消費者。


クロネコヤマトは民間企業ではありますが、公共性も少なからず持っている会社でもあります。


労使交渉から、より良い解決策を見つけてほしいと思います。