もうほとんどの投資家は身動きが取れないと思われるほど下落した2018年ですが、まだまだ下落が止まらないようです。

年末にきて、TOPIXはさらに掘り、ダウもナスダックもS&P500も大幅に下落してきました。

頼みの中国も下落。

特にマザーズはどこまでも落ちていくチャートとなっています。

日経平均だけ21000円をかろうじて死守していますが、NT倍率は広がるばかりで日経平均もつられて落ちてきそうです。

ちなみに本日の日経新聞では三菱商事の配当金が200円なんて記事もありました。

200円ですと配当率6.4%。

すごい配当率になってきました。

三菱商事もそうですが、PERが一桁台の銘柄がかなりあります。

ここにきて、決算月が9月や10月などの企業は早くも2019年入りしていますが、企業の見通しは厳しく、減益を予想している企業も多くあり、かなり売り叩かれています。

しかも、日経平均採用銘柄のEPSを見てもピークから少しずつ下がっており、PERが5倍だったとしても歴史を見ればPERが後から追いつき、2019年末には12、3倍になっているものも少なくないと思われ、2017年のように楽観視するのは難しそうです。

内需の中には、まだまだ高値の株もありますが、来季は消費税が上がり、買い控えられ、しかも、買い手不在の中では利確に押され下落するのは目に見えています。

ということでまだ下落の連鎖は続くものと思われます。

いつになったら終わるのやら。

2018年は、アベノミクス崩壊により退場者続出ですな。