11月は年末のセールが始まる時期。

11月24日(金)から始まるブラックフライデーが大きなイベントですが、中国では一足早く11日にセールが行われます。

1が4つ並ぶということで、「独身の日」と呼ばれ、「自分へのプレゼントを買ってほしい」と8年前から始まり、これが社会現象となりネットを中心に大きなセールが行われます。

AlibabaAliexpressなど至るところで。

今年は、昨年より35%増加の15億個の荷物が発送されると見込まれています。

金額にすると、およそ2兆円。

Aliexpress


日本で2兆円の売り上げがある会社というと

(百万)
東北電   2,095,587
ダイキン  2,043,691
旭化成   1,940,914
日鉄住金物 1,930,845
いすゞ   1,926,967
日通    1,909,105
LIXIL 1,890,450
東ガス   1,884,656

など、名だたる会社ばかり。

一年間の売り上げをたった一日で売り上げるとあって、ネット通販の力の入れようは目を見張るものがあります。

値引きセールは、現地時間の11日午前0時、日本時間の午前1時に一斉に始まり、食料品や日用品それに携帯電話など、さまざまな商品がネット上で販売されます。

ただ、中国でも宅配が大きな課題。

日本でもクロネコヤマトの値上げから様々課題が浮き彫りになりましたが、中国でもやはり同じ問題があるようです。

ネットとリアルをつなぐ物流は今後の大きなテーマとなりそうですね。