ショッピングモールの衰退が顕著で、衣料品や雑貨を扱う店舗の撤退が相次いでいます。

その中、衣料品で特に気を吐いているのがカナダのCANADA GOOSE。

10万円を超すダウンジャケットなどが飛ぶように売れ、業績は右肩上がり。

販売する代理店もCANADA GOOSE自ら声をかけ決めるほどこだわっています。

ちなみに日本での代理店はサザビーリーグ(東京・渋谷)。

1995年に米スターバックスを持ち込んでスタイリッシュなカフェを定着させた実績があり、こういった手腕にカナダの本社側が目をつけ、2015年に販売代理店契約を結んだそうです。

CANADA GOOSEのダウン


一方、中途半端な商品を展開するメーカーは売れずに減益となっています。

CANADA GOOSEが展開する高機能商品は、防寒、撥水、軽量とこれだけ着ていれば、晴天、くもりだけではなく、雨や雪の日にもそのまま着れるとあって人気があるようです。

ちなみに、日本が誇るユニクロも似たような商品を展開しています。

私も先日買ったのが、ユニクロのダウンジャケット。

ユニクロにしては高価格帯の1万4900円(税抜)とかなり勝負した価格。

ユニクロのダウン


こちらも軽くて暖かく、そして縫い目を少なくすることで撥水機能を効果的に発揮するように作られています。

もちろん、好みはありますがデザインはユニクロらしくシンプルなデザインで私好み。

暖かさも抜群です。

リュックを背負って職場に向かうので、コートなどではリュックのベルトで脇が擦れるのも解消できるのも気に入っています。

そういったニーズをうまく取り入れた高機能なダウンジャケットがちょっとしたブームとなっているようです。

値段が安くても売れず、高すぎても売れない世の中ではありますが、CANADA GOOSEを見てみるとニッチな商品をうまい戦略で販売する勝負勘が素晴らしい結果となっています。