恐竜は、今の生き物にはない大きさがあり、子どもにとっても興味が尽きない太古の生物。

大きいものだと全長50メートル。

肉食獣でも10メートル超え、重さも10トン近くあります。

ただ、私が子どもの頃の恐竜といえば、しっぽを地面につき引きずって歩いていたとされていましたが、最近ではしっぽは地面とは接しておらず、バランスをとるものとされています。

肉食獣の前足は極端に短く、首としっぽのバランスをとるための後ろ足が発達し、後ろ足と頭だけで狩りをしていたようです。

羽のない足の太く短いダチョウといった感じ。



また、皮膚は硬質なトカゲような鱗で、色も茶色や深緑みたいな色とされていましたが、こちらもだいぶ変わり、色は鮮やかで、羽毛があったとされるまでになりました。

そもそも気温に左右される変温動物と思われていた恐竜ですが、実は恒温動物だったのではないかというのが最近の考え方なようです。

卵を抱卵したり、胎盤により子どもをお腹の中で育てたりしていることも分かってきました。

爬虫類ながら、哺乳類や鳥類に近いという不思議な生き物。

寒さにもある程度強かったことから、寒冷地にも恐竜がいたようです。

そう、恐竜についての知見は、最近急速に深まっており、昔と見た目も生態もだいぶ違ってきました。

ちなみに、うちの子どもの恐竜図鑑は、2002年の改定版で、ティラノサウルスには羽毛もありません。

恐竜展が開催されていますので、恐竜好きな三男のためにも、図鑑も新調しないといけませんね。