日本は、選挙の間隔が短い国の一つ。

そのせいか、選挙の公約はいつも生ぬるいもので、将来を見据えたものはほとんどありません。

そのため、年金一つとっても高齢者と若者の差は開くばかり。

おまけに、年金だけで苦しい…なんてセリフも当たり前のように出てきます。

我々の将来はもっと苦しいのに…。

そんな状況ではありますが、やはりというか、財政の健全化が難しいと本日報道されました。

プライマリーバランスの黒字化なんて自ら言っておいて、消費税増税は延期、しかも成長率はアホみたいな願望的な数字では絵に描いた餅ではありましたが、やはり無理だったようです。


プライマリーバランスとは

プライマリーバランス(Primary Balance)とは、国や地方自治体などの基礎的な財政収支のことをいいます。一般会計において、歳入総額から国債等の発行(借金)による収入を差し引いた金額と、歳出総額から国債費等を差し引いた金額のバランスを見たもの。
プライマリーバランスがプラスということは、国債の発行に頼らずにその年の国民の税負担などで国民生活に必要な支出がまかなえている状態を意味します。
逆に、プライマリーバランスがマイナスということは、国債等を発行しないと支出をまかなえないことを意味します。



ということで、未来永劫国債をジャブジャブ発行していくようです。

アルゼンチンが100年債なるものを起債するようですが、日本もそんな国債を発行しないといけないのかもしれません。

ちなみにアルゼンチンは何度もデフォルトしている国。

将来を担う子どもたちにとって残すものは、世界中の笑いものの国で借金だけなんて情けない大人にはなりたくないものです。


もっと政治家は当選することだけではなく、国のビジョンを示してほしいのですがどうなんですかね?