イギリスのEU離脱が決まりましたが、投票前、離脱派はEUへの拠出金が週3億5000万ポンド(約480億円)と主張していました。そして、離脱後には、この拠出金を「国民医療サービス(NHS)の財源にしよう」としていました。

しかし早くも残留派から「EUから英国に分配される補助金などを差し引くと、拠出金は週1億数千万ポンドだ」と反論されると、なんと離脱派筆頭のファラージ党首は番組でこの主張を認めてしまった。(笑)

また、離脱派のハナン欧州議会議員は番組で、EUとの貿易には人の出入りが重要なことに気付いたのか「移民がゼロになるわけではなく、少しだけ管理できるようになる」と、これまた移民がほとんど変わらないと、公約を反故に。


1日だけで世界の資産、300兆円が霧散し、影響が大きいことを理解した訳ですが、このおかげで、離脱に投票した人の中には大きな後悔をする人もいるそうです。

特に大衆紙サンが率先して離脱を訴えたのは解せません。


とはいえ、これはイギリスの出来事。^^;

でも日本を見ると、すごいことに2009年に既に体験していたりします。


「高速道路は無料」、「コンクリートから人へ」、「歳出の見直し」…すべてよくなる…

そのおかげで政権が取れましたが、実現できたものは公約挙げたものに比べ微々たるものでした。


かと言って今の政権が最高と言っている訳ではありません。
消費税を延期したり、高齢者に3万円を支給しようとしたり…

高齢者に肩入れしすぎて、私ぐらいの年齢、さらに子ども世代からみると景気の先食いと将来への負担増ばかり…


耳障りのいい言葉に踊らされていませんか?


投票する人間にも大きな判断が待ち受けていることをもっと理解しなくてはいけない気がします。


投票は大切ですね。^^