中学生になると必ず言われる偏差値。

自分が勉強している時はちっとも上がらなかった偏差値。

その偏差値を調べてみました。

と言っても簡単なイメージをつかむ程度ですが。

ちなみに、偏差値は40~60におよそ68%入るのですが、これを順位にするとどうなるか?

と簡単に示したものが下記の表。

偏差値 上位何%か 何人に1人か 偏差値 上位何%か 何人に1人か
75 0.6% 166.7人 55 30.8% 3.2人
74 0.8% 125.0人 54 34.4% 2.9人
73 1.0% 100.0人 53 38.2% 2.6人
72 1.3% 76.9人 52 42.0% 2.4人
71 1.7% 58.8人 51 46.0% 2.2人
70 2.2% 45.5人 50 50.0% 2.0人
69 2.8% 35.7人 49 54.0% 1.9人
68 3.5% 28.6人 48 58.0% 1.7人
67 4.4% 22.7人 47 61.8% 1.6人
66 5.4% 18.5人 46 65.6% 1.5人
65 6.6% 15.2人 45 69.2% 1.4人
64 8.0% 12.5人 44 72.6% 1.4人
63 9.6% 10.4人 43 75.9% 1.3人
62 11.5% 8.7人 42 78.9% 1.3人
61 13.5% 7.4人 41 81.6% 1.2人
60 15.8% 6.3人 40 84.2% 1.2人
59 18.4% 5.4人 39 86.5% 1.2人
58 21.1% 4.7人 38 88.5% 1.1人
57 24.1% 4.1人 37 90.4% 1.1人
56 27.1% 3.7人 36 92.0% 1.1人

簡単に言うと偏差値40~60に7割近くいるものの、偏差値60だと16位で40だと84位となり、中央付近といえども偏差値が少しズレるだけで順位は大きくズレます。

大学の進学率は、2019年度で54%程度とされています。

そうなると大学の進学率を単純に偏差値に当てはめると最低でも49ぐらいないと進学できないことになります。

偏差値49は、上位からの範囲が54%で、まさに進学率と一緒。

よくFランなんて言われていますが、中学生の偏差値で見れば49とほぼ真ん中ということになります。

つまり同世代のちょうど真ん中。

でも、Fランの偏差値とはだいぶ違うけど?

と質問されそうですが、高校生と義務教育の中学生とでは母数が違いますからこういった差が出てきます。

大学ですから、当然と言えば当然。

中学生の偏差値で60以上あれば、単純に同年代の上位16%に入る訳で、高校の偏差値60だとさらに54%×0.16となり、単純計算で8.6%になるわけです。

ということで、偏差値60から上げようとすると上位から16%と人数が少ない中での勝負となり、結構大変です。

といっても上位の人からみれば、大したことがないと思いますが。

何が言いたいのか…。

うちの長男坊の偏差値があまりにもひどいんですよ。(笑)

進学できるのであれば、大学に進んでいた方が有利。

もちろん例外の方は当然います。

高学歴だからといっても仕事ができない方もいるでしょう。

また、進学する費用が厳しいということもあるかもしれません。

Fランなんか行っても行かなくても関係ないんじゃない?

とも言われそうですが、一般的に考えれば高学歴(大学進学)の方が何かと有利なのは給与や待遇が証明しています。

ということで、「進学した方がいいと思うよ」と伝えてはいるもののこれが理解できないようです。

賢い子はすぐに分かるんでしょうが、うちの坊主に言わせれば「まだ下に何人もいる」。

やらない、できない人間の典型的な言い訳。

上を見ないで下を見る。

偏差値50が現在日本の大学進学の最低条件。

「勉強がおもしろくない」とよく言われますが、英語ができれば海外通販や旅行もぐっと身近になるし、社会ができれば歴史や地理、文化を知ることで相手に対する理解が深められます。

数学や理科もそう。

島国日本といえど、すでに多くの外国人がこの国に溶け込んでいますからなおさら。

私は英語がチンプンカンプンで今、海外通販などでも苦労していますが、こうやって通販するだけでも知っていれば結構役立つと思います。

我が子の言い訳を聞いていると、とても不安になります。(笑)