アメリカに引きずられて、日本市場も乱高下しています。

日経平均が19000円まで下がればすぐに20000円に今のところ戻りますが、すべての株がもとの株価まで戻るわけではありません。

なぜか不思議ですが、元の株価にはなかなか戻りません。

指数ほど簡単にいかないのが株式市場といえます。

TOPIXは元にも戻りませんからね。

しかも何回も上下していると戻り売りに押されてくるので、段々とリバウンド幅も小さくなってきます。

ということで、19000円から20500円の上下をしていますが、そろそろ動きも止まってくる可能性があります。

だって、多くの人が含み損なんですもの。

損失は誰もが回避したいわけですから、何回も繰り返していると儲からなくてもいいから損失を回避しようと思うのは当たり前。

しかも上がった理由がFRBが軟化したのではないかという楽観的な思惑から。

FRBは3月の利上げをやめたわけではなく、市場の声に耳を傾けますよと言っているだけですから、実は何もしていません。

さらにアメリカの景気はまだいいので、ここで何もしないほうが危険という考え方もあります。

米中貿易の協議についても行うだけで、決まったことは何もありませんので、これから多くの課題が表れてくるものと思われます。

簡単に指数が戻るようでも下に向かう力は徐々に増えているのではないかと思っています。

どうなるんでしょうね?