スタイリッシュなデザインが特徴のALL CITYからグラベルロードCOSMIC STALLIONがデビューしました。

これまで、グラベルロードとしてQRを採用したMR. PINKがラインナップされていましたが、スルーアクスルやディスクブレーキに変更し、さらにDi2対応などで差別化を図っています。

ALL CITYらしく、カラーリングはゴールドをモダンにした都会に合うデザインですが、砂利道もいとわず走れるバイクとなっています。

チューブは4130のクロモリをカスタマイズしたオリジナルでA・C・Eと呼ばれる専用チューブを採用。

ALL CITYのサイトを見るとReynolds 853と比べても遜色なく、軽量で高強度、かつ安価なチューブとされています。

専用チューブのA・C・E

モダンなデザイン


そのせいか、フレームセットでは1250ドルとReynolds 853を採用したフレームに比べると安価に設定されていますが、妥協しているのは価格だけとユーザーライクなフレームとなっています。

サイズは46センチから6種類を用意。

52センチサイズのジオメトリは、トップチューブ長が545ミリ、ヘッド角が71.25度、チェーンステー長が440ミリ、ホイールベースが1028.46ミリと一般的となっています。

BBはBSA。

フロントフォークはWHISKYのNO.9 CXで、スルーアクスルは15ミリで、リヤは一般的な12ミリを採用。

フロントフォークはWHISKYを採用


重量は10キロ程度とグラベルロードとしても一般的な重さとなっています。

 


タイヤは40cが標準で装備されていますが、45cまたは650b x 47まで付けられます。

タイヤは45cまで


ダボ穴もあるので、ロングライドにも使えるバイクとなっています。

ダボ穴は豊富


ちなみにコンプリート版は、SRAM  RIVALを採用し価格は2599ドル。

ただし、日本では代理店のモトクロスインターナショナルがあり、こちらを見ると34万9000円(1ドル当たり134円)と少々高く設定されています。

ALL CITYは日本でも手に入れやすいメーカー。

都内にあるBLUE LUGなどで頻繁に出ている車種なので、そういったショップを訪ねてみて、直に見てみてもいいかもしれません。


ALL CITY