膠着から下落した株価ですが、再び膠着状態となっています。

今日のTOPIXや日経平均は小幅下落。

しかし、東証1部の騰落銘柄数は値上がり1098と値下がり802と値上がり数が多い状態。

なんだかチグハグな相場が続いています。

そんな状態ではありますが、徐々に信用取引の数値が悪化しています。

空売り比率が高いと底値圏を示していると言われ、現在40%前後ありますが、実は様々な数値から天井らしいものがチラホラあります。

まぁ、以前から天井の話をしているので、今さらではありますが。(笑)

で、今回はお話するのは表題の信用倍率と信用評価率。

空売り比率は高いものの、空売りしている金額は6月2日の週から減っており、金額にすると1割減っています。

一方、信用買いの金額は徐々に増え、こちらは1割増えています。

そのせいか、信用倍率は徐々に上がってきています。

そして、それに合わせ信用評価率が悪化。

信用取引は悪化中


信用評価率が悪化してくると追証が発生するので、売りが増えてきて下落…といったパターンがいつもの定番。

で、今回もそのような傾向が徐々に表れています。

特にここ数日は、下落が増え徐々にマイナス幅が膨らんできていると思われますから、いつトリガーが発動してもおかしくありません。

しかも海外投資家が多い日本市場。

アメリカは酩酊状態ですから、いつこちらに飛び火するかも分かりません。

ちなみにアメリカ市場も上昇してきていますが、出来高が減っているダイバージェンス状態。

出来高が増えてくればいいのですが、さすがにここから先は高すぎて買うにはリスクが高そうです。


もともと夏場は急落する時期でもあります。


用心しておいた方が良さそうです。