本当に弱いです。

金曜日は、マザーズ、ジャスダック共に反発しましたが、TOPIXは底辺をウロウロ。

PER、PBR共に低く、安いように思われますが、まったく上がりません。

相変わらず、バリュー株は放置でグロース株ばかり上がる。

ただ、グロースも最近は出来高が減ってきたように思います。

しかも少し上がれば売りがたくさん出てきて叩かれる。

日経平均はかろうじて22500円付近を維持していますが、信用買い残は少しずつ減少していますが、まだまだ3兆円を超え、含み損はそれなりにあるものと思われます。

含み損を抱えたまま、信用期日を迎えると強制的に返済売りをしなくてはいけませんので、もう一度大きな下落があるのではないかと危惧しています。

3月には3兆6000億を超えていたので、この半年後…

9月から10月中旬。

ここが、今年最後の買い場になるのではないかと思っています。

最近の市場の空気は、なんだかリーマンショック後の市場のように感じます。

あの時も、PER、PBRは安く見えましたが、景気悪化でPBRはかなり下がりましたが、PERは下落し、結局指数的には平均値に収まるという結果になりました。

何が言いたいかというと、一株利益が今後半年、一年かけて下がっていくのではないかということ。

つまり、1月が株価のピークで、現在惰性で維持している状態。

ここから、アメリカのS&P500やナスダックが下落し、日本市場も一緒に下落。

なんてことが起きるのではないかと思っています。

ガンドラック氏のご神託どおり。(笑)

アメリカの関税は、一時はいいのですが、巡り巡って自国に帰ってくるのは誰もが知っていること。

鉄鋼が25%上がっても「缶ビール1本当たり、1セントの何分の1という程度だ」とロス長官は言っていましたが、そんなに世の中甘いものではありません。

新日鉄の決算はアメリカの関税がプラスに出たと言っています。

鉄鋼の販売価格が上がったからです。

25%の関税は簡単に翌日に上がりますが、給料は簡単には上がりません。

しかも中国は屈辱を忘れない国。

中国も他国を見下してきたので、自業自得なところはあるんですが、やり過ぎは反発されるだけでいいことなし。

さらに戦勝気分で日本もついでに…なんてことに繋がる可能性も否定できません。

これがどうなるか…。

市場の下落はこれからのような気がします。

中間選挙後は政策が安定するので株価が上がりやすいとされていますが、今回は分りません。

ほんと、無知な人間が大統領になると世界が壊れる典型的な悪例となりました。

また私の資産が目減りする…な。(笑)