海外投資家が今年はもうすでに10兆円を超え売っていますが、本日も大きく売られ下落しました。

日銀が昨年、今年と6兆円近く買っていますが、この額と同額が今年売られていることになります。

おかげで、本日も500円を超す下げから始まりました。

一日低空飛行で、終値は460円安と相場がかなり壊れた感じになっています。

新興市場は終わり、多くの人は含み損。

身動きとれず、やることは耐えることのみ。

しかも次から次へと売り物が出てくるから困ったものです。

ただ、不思議なのは海外投資家の持ち高があまり知られていないこと。

現物は持っているものしか売れませんから、あとは空売りを仕掛けるのですが、空売りはいずれ買戻ししないといけませんからいつか買いに回ります。

とはいえ、売り弾となる現物をあとどれくらい持っているのか?

空売りの担保は?

いつまで?と続きます。

証券会社がレポートを作成すればいいのですが、こういったレポートは皆無。

持ち株を全て売ることはできますが、基本、保有し続ける銘柄もかなりあると思われます。

そうなるとどこまで保有数を縮小するのか?

欧州系のファンドがいつまで売り続けられるのか?

本日大幅下落


いくつかのパターンがつくれそうな気がします。

そうなると先を見越して買いに回る証券会社も出てきそうです。

なんとなく証券会社にはデーターがあるんでしょうが、個人投資家にはそういったデーターはないので、詳細なレポートを期待したいところです。

売るにしても無尽蔵にあるわけではないので、弾が尽きれば底。

ただ、それが分らないから疑心暗鬼で掘り下がる。

そろそろそういったレポートをぜひ公開してほしいものです。