先日お伝えしましたKONAの2017年モデルですが、ROADHOUSEは引き続きラインナップされています。

ただ、2016年式に比べると、シートステイが直円ではなく扁平化されている、リヤブレーキケーブルの取り回しがフレーム内に処理されているなどフレームに若干改良が加えられています。

変わったデザインのフレーム


そして、大きくことなるのがコンポで、2016年式では105ベースでしたが、2017年式ではULTEGRA(アルテグラ)ベースにアップグレードされています。また、ホイールもMavic Ksyrium Elite Discに変更となっています。

色やデザインは私好みで昨年同様カッコいいバイクとなっています。

ROADHOUSE2017


価格については、公表されていませんがコンポの105とULTEGRAでは3万円程度の差があることから、前回の2399ドル(日本では27万円)に比べ上がるのは間違いなさそうです。

単純計算だと3300ドル前後ではないでしょうか。

昨年、早い段階でSold outとなっているサイトも多くあったことから、強気の値段設定になっています。

日本ですと、昨年より円高になっているので価格設定が難しいですが27万円より上がり、37万円前後となりそうです。

ただ、一方では、コンポのグレードを下げ、1599ドルのWHEELHOUSEを新たにラインナップに加えるなど、ユーザーの取りこぼしを少なくしてもいます。

こちらは18万円前後ではないでしょうか。

16/09/03追記
価格については、ROADHOUSEが411,000円(税抜き)、WHEELHOUSEが185,000円(税抜き)となっています。ROADHOUSEはかなり強気の価格設定となっています。

注目のWHEELHOUSE


アメリカを中心に販売するメーカーは簡単にグレード、値段を上げてしまう傾向があります。


ここが日本と大きく違うところで、経済格差を実感してしまいます。(笑)


ちなみに、自転車産業振興協会の2015年の統計ですが、前年に比べ若干売り上げが落ちています。

2016年はBrexitなどの影響があり、さらに経済が厳しいので売り上げが前年より落ちそうです。

一方では、日本で売れるロードの価格帯は10~15万円が28%、15~20万円が20%、20~30万円が20%、30万円オーバーでも16%近くあり、高価格帯が受け入れられる土壌があります。

新しいROADHOUSEが日本でも受け入られるか、とても気になります。