アメリカのRALEIGH(ラレー)からエアーボリュームを生かしたグラベルロード、STUNTMAN(スタントマン)がデビューしました。

RALEIGHは、イギリスのメーカーではありますが、イギリス、日本、アメリカとそれぞれのラインナップが異なるメーカーです。

日本ではARAYAがクラシックなデザインの自転車を販売していますが、アメリカやイギリスでは現代的なラインナップで展開しています。

それぞれの国ごとに企画、製造(他国生産を含む)、販売をしているようです。

アメリカのRALEIGHは、すでにグラベルロードとして、ROKER、TAMLAND、WILLARDの3つを展開していますが、これらに比べSTUNTMANはよりオフロードを意識したものとなっています。

STUNTMAN


タイヤは50cを採用しており、700サイズでは最大級のものとなっています。

29erとほぼ同規格ではありますが、29erよりも700の方がタイヤやホイールの選択肢が多いのでこういったものを総合的に判断して選んだものと思われます。

Mサイズを見ますとヘッド角は71.25度、チェーンステー長は450ミリ、ホイールベースは1042ミリとなっており、一般的なグラベルロードよりは若干長めのホイールベースとなっています。

ハンドルは、末広がりなグラベルロード用のハンドルを採用。

ハンドル周りと補助ブレーキ


フレームは、レイノルズ631と少し異なった規格のパイプを採用しています。

631は、ミドルグレードのチューブで531に比べ10%ほど高い強度を誇ります。
また、853に比べると安価なためコストと強度のバランスがいい素材となっています。

リヤ周り

エアーボリュームのある50c


コンポはSRAM RIVALを採用しており、丈夫なフレームと高いエアーボリュームを生かしてどんな悪路でも走破することができます。


ダボ穴も用意され、キャリアを付けてロングツーリングにも出かけられます。


カラーリングはブラウンとベージュの組み合わせ。
80年代、90年代のアメ車をモチーフにしたようにも見受けられます。
SURLYやSALSAなどとは異なったアメリカンな魅力がつまったバイクとなっています。

価格は2499.99ドル。

メーカーからは直接購入できませんが、2017年式が販売され次第、海外通販大手であるJenson USAなどで購入できそうです。


アメリカンデザインのSTUNTMANが、日本で颯爽と走る姿はきっと目立つに違いありません。


RALEIGH