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2017年3月16日木曜日

薬剤耐性の進行性非小細胞肺がん患者に新たな治療方法が見つかる

京都大学・理化学研究所・がん研究会の共同研究で、スーパーコンピューター「京」を用いたシュミレーションを行い、薬剤耐性が生じた肺がんの治療方法を推定しました。

http://www.jfcr.or.jp/laboratory/news/4824.html

肺がんは、死因が1位で、生存率の低いがんの一つとされています。

進行性非小細胞肺がん患者の3~4割では、がん細胞の表面にあるEGFRと呼ぶたんぱく質の遺伝子が変異しているそうです。

この治療薬にイレッサなどが使われていますが、EGFR遺伝子に2つ目の変異が生じて1年程度で効き目が落ちるそうです。

こうした薬剤耐性の肺がんに、2016年5月にオシメルチニブが承認されましたが、再び患者の2割程度の人に3つ目の変異が生じ耐性が出てしまうことが知られています。

この3つめ変異については、明確な治療法はなく、新たな治療薬が望まれていました。

次から次へと抗がん剤への耐性ができてしまうことで、もぐら叩き様相となっている薬剤耐性。

新たな薬を開発するにはかなりの年月、費用がかかりますが、今回のシュミレーションでは、現在開発中のALKチロシンキナーゼ阻害薬ブリガチニブが効果があることが分りましたが、残念ながら単剤の動物実験では抗腫瘍効果を示さなかったそうです。

しかし、大腸がんに使用されるセツキシマブやパニツムマブをブリガチニブと併用することでブリガチニブの効果が顕著に高まることとが分ったそうです。

ブルガチニブは既に臨床試験を進めており、新薬に比べると格段のスピードで臨床試験を開始することができそうです。

効果、生存期間などの詳細については分りませんが、新たな治療方法の確立は患者にとっても朗報です。

臨床試験による結果になると思いますが、効果について大いに期待したいところです。

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