ダウやナスダック、S&Pの3指標が好調なアメリカの影響を受け、年始からボリンジャーが+2αへ飛び立った株式市場。

本日だけで700円を超える上げとなりました。

EPSから算出したPERは相変わらず高くはないのですが、何度も言っているようにそれは全体で、個別で見ると売買高があるものは高くて手が出せません。

しかも日本の将来は、どんなに楽観的に考えても少子高齢化により、財政悪化、需給減少が目に見えているので、団塊世代が75歳以上になる2025年以降も景気が持続することは難しいと思われます。

まぁ、これだけ上がるのを見ると日銀バブルと言ってしまえばそれまでなんですが、これからの将来を考えると困ったものです。

いきなり陽線


ただ、黒田総裁が居続ける限り、株式を買い続けるような気もしますが、景気はサイクルですから、次の不況が来る時の備えが必要です。

FRBが利上げするのも次の手の利下げを考えてのこと。

日本だけが利下げできないとなれば手が一つ減ってしまいます。

ちなみにアメリカも税制改革により財政悪化が目に見えているので、これにいつ気づくかにより今後の株価も変わりそうです。

とはいえ、ぬるま湯相場は、明日、明後日ではなくもう少し続きそう。

不況の兆しがいつ来るのか?

今年の相場がどうなるのか気になるところです。