RIZAPの株価がすごいことになっています。

これまで負ののれん代で利益をかさ上げしてきたのですが、ここで一度整理ということで立ち止まったのは評価できるのですが、営業損益を230億円から一気にマイナス33億円まで下げたので、株価も大幅下落となりました。

ここからが厳しく、銀行の借入などにも支障をきたすでしょうから、現預金が重要になってきそうです。

ただ、ここがクリアできれば株価も反転できるのは間違いありません。

しばらく資金繰りが厳しいでしょうが、なんと持ちこたえてほしいところです。

しかし、今回のドタバタ劇にはかなり松本氏の影響がありそうです。

COOを解任した辺りで怪しいかなぁと思っていましたが、ここまで一気に進めてきたところを見ると招聘した意義が見えてきたように思います。

足りない部分を人に補ってもらう。

簡単そうで、実は難しい。

なんだかんだとそれができた訳ですから、再起に懸ける思いが伝わり、復活も可能かもと思えます。

ホルダーはかなりの損失に


しかも松本氏がコストカッターだけではないのはカルビーでも実証済み。

そうなると破綻まで突き進んだライブドアとは違う結果になるのかもしれません。

まずは、資金繰り。

ここが最初の関門となりそうです。

ここで躓くと増資となりますので、株価が再び下落…となってしまいます。

今回はかなり思い切ったことをしました。

ここまでしたのですから、ぜひ、再起してほしい。

そして、若さと老練さが合わさった、いい見本になってほしいと思います。

ということで、私はこっそりと期待しています。