先日の男子400mリレーで銀メダルなど多くのメダル獲得したリオオリンピック。
興奮冷めやらぬうちにパラリンピックが開幕し、早くもメダルを獲得しています。

様々な障害を乗り越えて活躍するアスリートが当然主役ではありますが、脇役である道具たちも様々な光を放っています。

例えば、マラソンに使う車いすは、平均速度は30キロで最高スピードは70キロにもなるとのことで、私のサイクリングスピードよりもぜんぜん速いもの。(笑)

しかも車いすといってもカーボンモノコックフレームを採用したレーシー仕様。

八千代工業 極<KIWAMI>


そういった、車いす競技において、日本企業、八千代工業やオーエックスエンジニアリングなどがすばらしいものづくりで選手をサポートしています。

ちなみに、八千代工業は自動車メーカーのホンダの関連会社でもあります。


マラソン以外にも、バスケット、テニスなど様々な車いすが登場します。


マラソンに使う車いすは長く安定して走るため、前後の車輪間隔が長く低いですが、バスケットに使う車いすは、小回りや接触が多いことから前後の車輪間隔は短く、足にガードが付いていて接触時も選手がけがをしにくいように配慮されています。


それぞれの競技の特徴を生かした車いすはすばらしく、ものづくりに関わった人たちの思いがつまっています。


また、選手たちのブログを見ると、高級自転車HUBのGOKISOなどもスポンサーに名を連ねていたりと自転車との関わりも多くあります。


ぜひ、熱気ある競技後の余韻の楽しみとして、選手たちの道具についても調べてみてはいかがでしょうか。