アメリカの次期大統領がトランプ氏に決まりました。

メキシコとの国境に壁を、中国の通貨政策を是正させる、日米安保の見直しなど荒唐無稽と思われていたことを発言した人が、次期大統領になるのですから不思議です。

減税、TPP反対など保護主義も目立ち、廃止すればバラ色…

まるでイギリスで起きたBREXITと同じ内容。

ただ、世界は厳しく日経平均も本日は今年2回目の大暴落です。(笑)

暴落チャート


ちなみにイギリス、離脱派のボリス・ジョンソン氏は首相には立候補しないわ、離脱を支持していた党首は離脱によるメリットは少ないと発言するわでメッキがすぐに剥げました。


同じようにトランプ氏も見直す政策が多々出てくるでしょう。

しかもファーストレディーとなるメラニア夫人は、ミシェル夫人の原稿を盗作するぐらいですから、夫人もかなり不安です。



減税はやるかもしれませんが、双子の赤字を抱えるアメリカ。

ドル安が日本のような結果になるかは微妙です。



いずれにしてもイギリス、アメリカと立て続けにポピュリズムに走っているのは大変気がかりです。

しかも、直前までの予想を覆しての結果ですからなおさら深刻です。



ドイツの政治家、ビスマルクは、「名誉と独立を好む国家はすべて、自国の平和と安全は自分自身の剣によることを意識すべきである」と言葉を残しています。

対立を煽るのではく、平和と安全についてオバマ大統領よりさらに注意を払って安定した国家、経済としてほしいところです。



名を残す大統領になるのは間違いなさそうですが、


良い意味でなのか?


悪い意味でなのか?


良いほうに期待したいですが、果たしてどうなることやら…(笑)