電車に自転車を分解せず一緒に乗車できるサイクルトレイン。

関東では、群馬の上毛電気鉄道、千葉の小湊鐡道、茨城の関東鉄道などでできます。

最近では、JR東日本のB.B.BASEのような専用車両もできてきましたが、地方鉄道に多いのは、少子高齢化による乗車率減少が大きな理由で、乗車率を上げる一つの手法として採用しているそうです。

と前置きを書きましたが、理由はなんであれせっかくのサイクルトレイン。

自転車乗りとしては、そのまま乗せられるわけですから、ハードルが低く、以前から乗車したかった小湊鐡道を天候も良かったので利用してみました。

利用には、前日までに予約する必要があります。

予約が必要なのはラックがないため、自転車を自ら抑える必要があり、座席を取るので予約しないと座席が確保されません。

また、電車は土日祝日の下りは午前7時3分五井発、上りは午後4時25分の2便しかありません(2018年現在)。

今回は、五井駅から小湊鐡道の終点、上総中野駅まで乗車し、そこから五井駅に向かうルートを走ってみました。

早朝の五井駅



ルートの詳細は、

自転車
駐車場⇒五井駅

電車
五井駅(7:03発)⇒上総中野駅(8:19着)

自転車
上総中野駅(8:19発)⇒養老渓谷⇒月崎駅(森ラジオ)⇒素掘りのトンネル⇒高滝ダム⇒笠森観音⇒のうえんカフェ⇒駐車場(15:00着)

自転車の走行距離は65キロとさほどですが、獲得高度は1000メートルを超えました。(笑)

意外とシンドイ。

ちなみに、行きは養老渓谷のウォーキングイベントと重なりかなり混んでおり、自転車を持ち込むと、「自転車がある~」、「自転車ってそのまま持ち込めるの?」なんて声が聞こえ、ちょっとした異邦人。

とはいえ、事前に予約していたため、スムーズに乗車できました。

電車はのんびりと田んぼや丘陵を抜け、1時間ちょっとで上総中野駅に到着。

上総中野駅


そこで、自転車を降ろし、さあ出発。

事前に上総中野駅~五井駅のサイクリングルートを調べてみたところ、ルートラボでは獲得標高が200メートルとあったので、安心していたのですが、途中で追加した素掘りのトンネルと、のうえんカフェの道中が予想外の坂道。

森ラジオ



最後の方は、自転車のギアがこれ以上落とせず、あきらめて押していきました。(笑)

とはいえ、素掘りのトンネルは見ごたえ十分。

素掘りのトンネル(2つ目)

3つ目

高滝ダム

高滝ダム周辺道路

道中の田んぼ

笠森観音


そして、のうえんカフェの食事はボリューム満点。

しかもパフェも注文。

ただし、のうえんカフェは待ち時間が1時間オーバー。シクシク

のうえんカフェの定食

和風パフェ


ですが、この2つが入っていたおかげで、かなりツーリングを楽しむことができました。

私のようなのんびりサイクリング派にとっては、サイクルトレインはなかなか楽しい選択肢となりそうで、また、利用して走りに行きたいと思いました。


だ・け・ど、獲得高度1000メートルはしんどかったけどね。(笑)

ログ(直線は電車で移動)

ルート詳細