ビンテージパーツを見ていると、すべてそろっていないものも数多く販売されています。

Wレバーの変形ワッシャーやブレーキキャリパーのアウター受け、ブッシュなどの小物が微妙になかったりします。

数十年前の製品ですから、当然、使っていれば消耗や劣化は免れません。

走行中に落ちたり、外してどこかに置いたりしているうちになくなった。

そんなこと、使っていたら普通にあり得ます。(笑)

特に、ゴムパーツは紫外線や酸化によりひび割れし、状態のいいものはかなり少数です。

その分、値段は少し安くなってはいるのですが、シマノ600など30年前の消耗品を手に入れることはなかなか難しいものがあります。

そうなると代用品を探すしかありません。

ということで、ブレーキのアウター受けやゴムワッシャー、ナットをモノタロウで買ってみました。

左がモノタロウ製、右が元のナット


アウター受けは、シマノではなくTEKTROのものを、ゴムワッシャーとナットはモノタロウのものをそれぞれ購入。

幸い、アウター受けはそのまま使えそうなので、予備として保存しておこうと思っていますが、下のゴムワッシャーは劣化が激しく、走行中に裂けて落ちるのは時間の問題。

左が劣化したゴムワッシャー、右がモノタロウ製

新品のゴムワッシャーが下


ということで、さっそくモノタロウのものに取り換えました。

機能上なくても問題なさそうですが、当時の見た目は大事ですからね。(笑)

これでほぼ見た目は同じ。

まったく同じ部品はありませんが、代用品を探すのもレストアの一環だと思っています。

しかも、こういった代用品探しも結構楽しいもの。

ノギスで採寸し、メモを片手にネットとにらめっこ。

ちなみに、ゴムワッシャーやナット、アウター受けのお値段はいずれも300円程度プラス消費税。

ただし、ゴムワッシャーやナットは20個入りなのでかなり余るのはご愛嬌です。(笑)

バラ売りしてくれると助かるんですが、2個とか3個売って数十円じゃショップも面倒ですから難しいと思いますがなんとかしてほしいものです。(笑)