隅田川にかかる橋と言えば?

勝鬨橋(かちどきはし)と一番最初に浮かぶ人はきっと多いのではないかと思います。

両さんでおなじみの「こちら葛飾区亀有公園前派出所」をはじめ、マンガ、ドラマ、映画など様々作品、場面で見られるほか、道路が跳ね上げられることから印象深い橋でもあります。

勝鬨橋は、中央区にあり、晴海通りが通っています。

ライトアップされている橋はいくつかありますが、およそ20年前から勝鬨橋は行われていおり、すでに多くの人が知っている橋の一つでもあります。


勝鬨橋全景

使われなくなった信号機


ちなみに、国の重要文化財でもあります。^^

そんな勝鬨橋の夜景を先日見てきました。


ちなみに、勝鬨橋の概要は以下のとおりです。

橋長:246m
最大支間長:可動部 51.6m、固定部 86.0m
幅員:22m
形式:可動部 シカゴ型双葉跳開橋、固定部 鋼ソリッドリブタイドアーチ橋
素材:鋼材
建設:着工 1933年(昭和8年)
竣工:1940年(昭和15年)

築地側から

 リベットがすばらしい


日本で現存する数少ない可動橋(跳開橋)ですが、現在は固定されていることから可動することはできません。

ただ、構造としてはまだ動かすことができるとのこと。
しかし、交通量があること、多額の費用がかかることなどから、可動させるのは難しいようです。


余談ですが、工事にかかわった企業は以下のとおり。

事業主体:東京市

橋桁製作
月島側アーチ橋:石川島造船所
築地側アーチ橋:横河橋梁製作所
跳開橋:神戸川﨑車輌

可動部
機械:渡辺製鋼所
電気:小穴製作所

下部工事
橋台:東京市直営
橋脚:錢高組
橋脚用鉄骨製作:宮地鉄工所


と、社名は変わっていたりしますが、名立たる企業ばかり。

技術がある会社は歴史がありますね。