パウエルFRB議長が政策をヨイショしたことで長期金利が上昇し、アメリカ市場が下落しました。

新議長の発言ということで待っていましたが、市場とのギャップが出て下落となったようです。

ただ、長い目でみれば、減税、財政出動によるスピードオーバーが気になるので、下落がいいのか、上昇がいいのかは分りません。

景気が良いのに財政を出動させる。

なんだか日本と同じ構図。

今が良ければそれでいいという発想で、長期視点が欠如しているとしか思えません。

まぁ、これが現実の政治なんでしょう。

話を戻し、長期金利が上昇したことは、株価にとってはマイナスとなりかねません。

新債券王のガンドラックは10年債が2.63%を超えると株価にマイナスと発言していましたが、今では3%を超えるのが時間の問題とされています。

どこまでリバウンドするのか?



金余りだった日本からかなりの額で債権を購入していましたが、含み損となり、ヤレヤレ売りでさらに拍車をかけ、その損失を株式でカバーなんて構図となっています。

4月から株価上昇と読んでいるアナリストは多いのですが、そのアナリストの多くは今回の下落を予兆した人はほとんどいません。

為替も円安なんて言っていますが、一向に改善せず。

しかも新年度になれば為替がこのままですと想定が110円から105円ベースとなり増益率も下がります。

4月からの相場は分りませんが、今の日本市場の出来高を見ていると参加者が限られ、多くの人が相場の上昇を疑っている(損失を抱えている)ように思われます。

中国の市場の弱さも気になります。

4月から景色が変わるのか?

それとも3月にもう一度波乱となるのか?

どうなるのか気になるところです。