アメリカのダウが1000ドル下げ、大幅下落となった日本市場。

終わってみれば、日経平均は21382.62円で-508.24円の下落となりました。

ただ、先日の21078円は下回らず、ダウも1000ドルとはいっても前回の最安値まで下がりませんでしたので、当面の底値の目途が立った感じとなりました。

本日の大幅下落により、来週早々は追証が発生する可能性があり、前半は上下に激しい相場となりそうですが、21000円は割り込まなさそうです。

ただ、何度も言いますが指数の高い株価、例えばPERが40倍を超えるような株価はまだかなりあります。

しかも、テーマで上がったような株は、テーマが終われば、決算を見ても株価は高く、まだまだ下げる余地がありそうで、今後は、上がる株、下がる株がはっきりしてくると思われます。

日経平均が24000円に達した時のように、なんでも買えば上がるといった相場は難しくなりそうです。

まぁ、最後はファンダメンタルズに帰結する訳で、高値掴みの人は早い段階での損切りがいいかと思われます。

ただ、素人投資家、私もそうなんですが損切りができないので、ズルズル下がる、眺めているといったパターンになりそうで、かなり多くの人が今回の下落で退場するのではないかと思われます。

特にリーマンショック以降に参加した投資家は、イケイケドンドンの人も多いかと思いますので、かなり深い傷を負った人も少なくないかと思いますので、しばらく休憩となりそうです。

あとアメリカの10年国債の利回りが2.85%付近で止まっているのは気がかり。

また、プットコールレシオも上がっていません。

財政拡大、減税による税収減が頭をもたげると、もう一度下がる可能性も否定できませんし、もう一段の下げを相場が待っているとも考えられます。

いずれにしてもこのせめぎ合いがしばらく続きそうです。

ただ、ここからの下落は、日本のEPSから考えると私はさほど大きくならないのではないかと思っています。

ですので、売り上げ、利益が伸びつつもPERが低い株に狙いを定め購入しようと思っています。

桜の咲くころに結果がでれば最高ですが、どうなることやら。