日経平均が500円強の下げとなった本日の日本市場。

先日、二番底の可能性やマザーズの下げが弱いとブログに書きましたが、想定していた二番底がやってきて、しかもマザーズは新興のジャスダックに比べきつい下げ幅となりました。

これで二番底、ダブルボトムを付けたわけで、ここからの下げは限定的と思っています。

ただ、先物はまだかなり下がっており、大幅な下落はないもののまったく落ちないか言われれば、来週も否定できません。

先週も信用買いが増えていたことから、今回の下落により損失が拡大し、追証で資金を追加しても足りず、最後の投げ売りがありそうだからです。

とはいえ、前段にも書いていますが、ここからの下げは限定的と思っています。

円が100円まで円高にでもならない限り厳しく、仮に2万円割れまで売り込めば、売る方も損失覚悟でないと難しいでしょうから現実的には厳しいと思われます。

これで信用評価率もマイナス幅が拡大し、底を付けたと思われます。

さすがにここまで来ると多くの退場者が出そうですが、私は今回もやっとこさっとこですが乗り切れました。

薄氷を踏むごときでしたけど。(笑)

で、ここからの戦略ですが、ダブルボトムを付けた形になるので、ほぼ底と考えれば買いに回るべきと思います。

そうすると何を買うのか?

単純に、日経平均やTOPIXを買うのも一つの手だと思いますが、ここはあえて個別銘柄がいいのではないかと考えています。

銘柄の選定として具体的には、


  • 円高にあまり影響しないもの
  • 出来高が多いもの
  • 信用買いが少ないもの
  • チャートを見て頂上を付けてから大幅に下がっていないもの
  • 来季も安定的(できれば増収)に収益を上げるもの
  • EV、FA、ゲームなどテーマが合致するもの


がいいと思われます。

個人的にはチャートの頂上からの下落は気になるところ。

頂上から大幅に下落しているものは、戻り売りが相当数あることを示唆していますから、反発力は期待できません。

しかもここ1か月の間、出来高が減って、下がっているものは要注意です。

そういった中で、一つ銘柄を上げれば個人的には任天堂。

本日はなんとプラス引け


PERが高いのはネックですが、出来高が多く、さらに時価総額が高いので日銀のETF買いのバックアップも期待できます。

来期も増収増益が望め、コントローラー(7500円)の販売を見込んでいないといった隠し玉もあることから5万円越えは時間の問題かと思っています。

特に株価が頂点を付けていない銘柄は、戻り売りが少ないので上昇が望めます。

あとは指数を見ながら…

個人的に日経平均が24000円までいくのには相当な円安の援軍がないと難しいと思われますので、私は23000円程度を見込んでいます。

ただし、早々に110円なんてことになればかなりの上昇を見込むことができます。

その点でも任天堂は破壊力十分です。(笑)

いずれにしても、今後の円の見込みを想定しつつ、上昇銘柄を週末さがしてみるのがいいかと思います。