昨日、107円台に突入した円。

朝起きてみると106円台前半に落ちている。

ニュースを見ると国務長官辞任との報道。

アメリカ大統領の力は絶大です。(笑)

気に入らないものはことごとく辞めさせます。

国務長官は日本で言えば外務大臣。

外交を預かる省庁は、どこの国でも上位に属する組織で、それだけ重要なポジションとなっています。

この時代に世界と会話なしで国が成り立つことはありません。

大統領は、その長官を簡単に変えることがどれだけデメリットか未だに分らないようです。

しかも、良識派だったティラーソン氏の交代により、北朝鮮との直接交渉や中国への対応が一層難しくなりそうです。

うまくいけばいいのですが、北朝鮮は破談する可能性も否定できません。

ちなみに、次の候補者も既に挙がっており、セッションズ司法長官やケリー米大統領首席補佐官などがにぎわしています。


裸の王様…。


泥船を担いでいるのか、乗っているのか分りませんが、娘のイバンカ氏と娘婿のクシュナー氏が、イスラエルとの外交などで矢面に立つことも増え、その対応の是非を問われることも合わせて増えてくると思われます。

それが平和につながればいいのですが、残念ながらそれは難しく、事件が起きた時、大統領がどのような行動を取るのか分らず、リスクばかりが増えそうです。


中間選挙以降、アメリカはさらに政策運営が困難になるのかもしれません。