母のリンパ腫が完解し、その後、2年にわたるリツキサン維持療法が少し前に終わりました。

維持療法の間にもCT、血液検査などで、進行を確認していましたが、最終的な判断を行うためPET検査し、先日、特段異常が見られないと話がありました。

低悪性度なため、完治とはなりませんが、完解を維持しているのはうれしい限り。

また、再発の可能性は否定できませんが、早い時期に再発すると予後が悪いということは分っており、2年が一つの目安とされていることから、これを越えたのでひとまず安心です。

咳き込み、肺に白い影があるからとかかりつけ医の紹介で総合病院で診察しましたが、そこでも病名が分らず、「紹介状を書くから病院を探してなんて」話がちょうど3年前の今時期。

その後、病院を探して、胸に溜まった乳糜を抜いて、検査して…

治療が始まるまで、なんだかんだと3か月近くかかりました。

今思えば、あぁ…そんなこともあったね。

みたいに思えますが、子どもが生まれてま間もなかったこともあり、私の病気ではありませんが不安な日々を過ごしていました。

治療方法や予後、治療件数などを調べ、いつまで続くのかなぁと思っていましたが、完解が続いていると聞いて少し報われたかなと思います。

もう一つやっていて良かったのは、病気を学ぶこと。

勝手に診断では困りますが、新しい治療方法、治験が行われていますから、こうったことを知り、学ぶことは大切なことだと思っています。

治療件数が多ければそれだけノウハウも蓄積されますからより成績も良くなるものと思われます。

こういったことを知ることや、学ぶことは向き合うことともつながりますからね。

以前にも書きましたが、病名を告げられた際に淡々と聞いていて、医者や看護婦からも「淡々とした人は予後がいいですよ」なんて話をもらいました。

私にはできませんが、事実を受け止められるからこそ、たまたまとはいえ、いろいろとうまく進んだのではないかと思っています。

今後も穏やかに過ごしてほしいと思っています。