アメリカ大統領が自動車の排気ガスに関する規制を緩和しました。

独自規制がかけられるカリフォルニア州は直ちに反対の声明を出しましたが、ホワイトハウスはカリフォルニアの権限を剥奪するとの報道がありました。

日本や欧州は規制強化で、中国はEVへと舵を切るわけでいずれも環境対策が今後のテーマなのは間違いありません。

そのような中、アメリカだけが規制を緩和。

世界の潮流から逸脱しています。

そうなると、競争力のない自国でしか乗れない車を生産し続けることになります。

ただでさえ、大きい、燃費が悪い、デザインがイマイチ、故障が多いなど魅力乏しいアメリカの車がより一層魅力が乏しくなります。

それを支持するアメリカ自動車業界は末期なのかもしれません。

費用はかかりますが技術革新は先進国が歩み続けなければいけないジレンマです。

それを放棄したらどうなるか。

アメリカのIT企業は、投資と技術革新で大きくなってきました。

ただ、今はそういったIT企業を大統領自らツイッターで批判する始末。

まさに老害。

自動車、IT産業を衰退させる政策を誰も止めることができないのは他国にとってみれば千載一遇のチャンスです。

自国を貶め、他国を潤す。

最近では株式市場の下落も気にならないようで、アマゾンの批判ばかり。

ダウやナスダックは大統領の発言で右往左往。

もっと違うことに力を注げないのかと思います。

技術革新がなければただの国に成り下がってしまうので困ってしまうことに気付かない大統領。

中間選挙まで荒れそうです。