ドル円が108円を超えました。

110円を割れてから104円まで円高になり、その後、106円台でもたついていましが、107円を突破し、本日108円に入りました。

日本の株式市場では2018年度のドル円相場は105円を想定しているようで、108円ですと株価にとってプラスとなりそうです。

もちろん円高銘柄のソニーなどは逆に減益になる可能性がありますが、多くの銘柄は円安の方が業績が上向きます。

円が急騰


ただし、108円の急騰は、アメリカの金利上昇が原因とされています。

10年債が2.9%を超え、2月に株価がクラッシュしてから、2.7%台まで落ちてきましたが、ここ数日は上昇基調で3%近くまで上がってきています。

そうなるとアメリカ市場がどのように考えるかによって、株価が変わるかもしれません。

財政が緩んでいるアメリカにとっては金利上昇で、財政がさらに悪化する悪い金利と考えれば株価にとってはマイナスになります。

円安だけでしたらいいのですが、アメリカの10年債とリンクしているは少し面倒です。

海外投資家がどのように考えるのか?

明日の東証の動きが今後の一つの目安になるのかもしれません。